大学院生募集・ポスドク案内

できるだけ多彩なバックグラウンドを持つ人を集めることが、我々のラボの基本方針の一つです。 バイオ分野の人だけでなく、医学、物理、工学、情報のバックグラウンドの人も大歓迎です。 興味があれば、まずは黒田まで連絡して研究室を訪問してみましょう。その際に、私だけでなくラボのメンバーとも話をしてみだくさい。それで研究室の雰囲気もわかると思います。

黒田ボスからのラボメンバーに向けても合わせて読んでみましょう。ラボのポリシーを垣間見ることができます。また、ラボ紹介の動画もあわせてどうぞ。
最新の研究成果や授業スライドなどより詳しい情報がほしい方は
klab_slide_request AT bs.s.u-tokyo.ac.jp
まで件名「スライド資料希望」としてご一報ください。urlを送付しますので 適宜ダウンロードして参考になさってください。大学院の出願やポスドク応募 と関連がなくても構いませんので興味がある方は遠慮なくご連絡ください。

黒田ラボのミッションステートメント

1. Make a difference!
これまでに聞いたことがない、ちょっと他と違うサイエンス、新しいフレームワーク、ゲームチェンジャーとなるサイエンスをめざしています。新しい発見というより、すでによく知られている現象をある視点から見れば統一的にすきっと理解できたり、一見別々のように見えることを一つの物差しで見れば同じように説明できればすごいなと思っています。既存分野の難しい問題を解くのではなく、シンプルな視点から新しい分野を切り開くことを目指しています。新しい分野を開拓して「違い」を生み出せれば全く競争しなくて済みます。超おすすめ!

2. Connect the dots! 異分野融合
黒田ラボの売りはなんと言ってもこれ、人材多様性による異分野融合!「違い」を生み出したければ、異なる分野の多様な人材(The Dots!)を一つのラボに集める。そしてthe dotsを繋げば、始めるときには想像さえしていなかった格段に違った展開に。これまでにも何度もびっくりの展開を経験しました。分野の異なる方で興味があれば是非参加してください。とても大歓迎されること間違いなし。ちなみに、Connecting the dotsの元ネタはSteve JobsのStanford Universityでのspeech。

3. Measurement, rules, principles!
近代自然科学の流れは、細かく定量的に計測(ブラーエ)、計測データから法則の発見(ケプラー、法則を説明する原理の発見(ニュートン)。この流れを手本として、一つのラボでの計測→法則→原理までの行うことを目指しています。

大学院生募集

平成26年度から所属が理学系研究科・生物科学専攻に変更になりました。 理学系研究科・生物科学専攻の修士課程に合格すれば私たちの研究室の一員となることができます。 博士課程も受け入れています。新領域創成科学研究科・情報生命科学専攻も兼担していますので、こちらの修士課程に合格すれば同様に私たちの研究室に参加できます。また、2020年度から大学院医学系研究科(医学博士課程)を兼担することになりました。医学部・歯学部卒業(見込)で黒田ラボへの進学を考えている方は、是非こちらをご検討ください(募集要項添付資料)。これまで医学系の臨床の大学院生や学部学生を複数名受け入れた実績がありますので、興味のある方は遠慮なくご相談ください。興味のある人は、まずは黒田まで気軽に連絡ください。 簡単な自己紹介(興味があることや行っている研究)を書いてもらえるとぐっとアピール度が増します。 どちらで受験する場合でも受験前に必ず黒田までコンタクトしてください。 いきなり研究室に来る前に、黒田の授業(システム生物)や生物情報実験を受けてみてもいいでしょう。  授業や学会会場でも遠慮なく気軽に声をかけてください。

ポスドク案内

私たちの研究テーマはシステム生物学で、生命現象を対象としていますが分子生物、生化学的な手法のみならず、シミュレーションや力学的、工学的、情報科学的解析も行います。おそらくほとんどの人はこれらのうちどれかひとつが専門である場合が多いと思います。ただ、いろんな分野をかじっているより、むしろひとつの分野に習熟していることが重要で、そういう人に参加して欲しいと思っています。技術や知識も重要ですが、scienceと言っても人が行うものですので、一番重要なのは新しい分野を開拓しようという熱意です。
そうは言っても、ポスドクとして今までとは異なる分野へジャンプするのはかなり信念が必要で、思い切って決断するのはなかなか難しいものです。しかし、我々の研究は学際的なもので異分野融合を目指していて、現在までかなり多彩な分野の人を受け入れて研究成果を挙げている実績がありますので、異なる分野から参加しても十分対応できる体制を整えています。実際に日本学術振興会の特別研究員でも異分野出身の人を受け入れてきました。興味のある方はお気軽に問い合わせください。